< 現状 >
現在、
我が家は、我が子に携帯を持たせていません。
しかし、
携帯を持たせようか、とても迷っています。
< 携帯電話を持たせる事を検討し始めたきっかけ >
最近、びっくりすることがありました。
我が子が迷子になってしまったのです。
課外活動で県境の方へ行ったのですが、
仲間とはぐれてしまい。。。
困った我が子は、
近くのお店に入り、店長さんにお願いして電話をかり、
私の携帯電話に連絡してきました。
(とても親切な方で、無料で貸してくださいました。)
私の携帯画面には、
隣の国からの電話(国際電話)の表示がでたので、
間違い電話かと思って、スルーしていました。
我が子は国境とは言え、ドイツ国内にいるはずだし、
何かのトラブルに巻き込まれたくないので
心当たりのない番号からの電話には出ない様にしています。
もし、我が子に携帯電話を持たせていたら、
私の携帯画面の表示は「我が子の電話番号」なので、
こんなことにはならなかったと思います。
また、迷子になった時点で、
仲間が我が子の携帯に連絡できるので、
直ぐにお互いの位置を確認し合えて
早く合流できたと思います。
結局、
迷子になったものの、仲間と連絡が付き、
我が子は無事に家に帰ってきました。
< 我が子が通うドイツ現地校の携帯事情(1) >
我が子のドイツ現地校(Gymnasium、ギムナジウム)
のクラスメートは、30人弱なのですが、
ほぼ全員が自分用の携帯電話を持ち歩いています。
(我が子の知る限りでは、隣のクラスに
自分用の携帯電話を持っていない生徒《女子》がいます。
携帯所持率は、地域差・学校差・年齢差等があるので、
この記事はあくまでも我が子の通う現地校クラスでの話です。)
校内では、携帯電話の使用禁止にも拘わらず、
学校内に持ち込んでいます。
もちろん、少数派ながら携帯電話をもっていない生徒も
我が子の他にもいます。
本当は校則違反なのですが、
例えば、先生がテスト範囲を黒板に書いた時、
携帯を持っている生徒は、自分のノートに書き写すのではなく
携帯でパシャパシャ写真を撮るそうです。
< 我が子に携帯電話を持たせる事をためらう理由 >
私が我が子に携帯電話を持たせる事をためらう理由は、
次の四点です。
- 視力の低下
- 携帯電話依存症(特に、携帯ゲーム・ネットサーフィン)
- SNS(LINE・WhatsAppなど)関連のトラブル
- 紛失時の情報漏洩
視力低下や依存症については、
本人の自覚が必要なので、親の私にはどうすることもできません。
できるとしても、携帯電話使用についての「ルール」を決めて、
実際にルール遵守をしているのか確認し、
もし守れないのなら、携帯電話の回線を休止することくらいでしょうか。
ドイツでも、
携帯電話が原因かどうかはわかりませんが、
眼鏡をかけている生徒はいます。
(あくまでも我が子の主観ですが、
我が子が通っていた日本の小学校に比べると、
学年が上がっているのにも関わらず
眼鏡を掛けている生徒は少ないです。)
もし守れないのなら、携帯電話の回線を休止することくらいでしょうか。
ドイツでも、
携帯電話が原因かどうかはわかりませんが、
眼鏡をかけている生徒はいます。
(あくまでも我が子の主観ですが、
我が子が通っていた日本の小学校に比べると、
学年が上がっているのにも関わらず
眼鏡を掛けている生徒は少ないです。)
また、携帯電話への依存度が高そうな生徒をよく見かけます。
通学途中、携帯でネットやSNSをチェックしたり、
携帯ゲームをずっとしている生徒がいます。
現地校の校内では、携帯電話の使用が禁止されているので、
学校の入口付近に立ち止まって、携帯ゲームをしている集団があります。
(我が子のクラスメートにも、そのような生徒がいます。)
SNS関連のトラブルや紛失については、
トラブル防止や紛失防止の注意喚起はできますが、
実際に使わせてみないとわからない部分です。
将来、SNS を一切使わずに人生を送る事は考えにくいので、
将来、SNS を一切使わずに人生を送る事は考えにくいので、
ある程度、分別がつく年齢になれば、親の権限で禁止ばかりせずに、
子どもに携帯の使い方を学ばせようか...と考えたりもします。
子どもに携帯の使い方を学ばせようか...と考えたりもします。
< 我が子が通うドイツ現地校の携帯事情(2) >
ドイツでは、LINE よりも WhatsApp が普及しています。
我が子のクラスにも、クラスメートが集まるグループが
WhatsApp にあるそうです。
LINE と WhatsApp は、
同じ様な機能ですが、少し異なる部分もあります。
LINE にある様なスタンプは、WhatsApp にはありません。
LINE は、携帯電話に保存している連絡先を同期しないことができますが、
WhatsApp は連絡先をインポートする必要があります。
もし、ドイツで思春期の子どもに携帯を持たす場合、
WhatsApp を使用しないのは、できない事はありませんが、
一般的ではありません。
(もし、我が子に携帯電話を持たせる事になった時には、
WhatsApp アプリを携帯電話にダウンロードすると思います。)
我が子が通う、ドイツの現地校の先生方は、
普通の電話よりも、WhatsApp で電話する方が
繋がりやすいそうです。
まだ、WhatsApp で担任の先生に連絡した事はありませんが、
校長先生がそうおっしゃっていました。
< 我が子が通うドイツ現地校の携帯事情(3) >
携帯電話紛失時の情報漏洩は、
本人が携帯をなくさない様に気を付けるしかありません。
我が子のクラスでは、
体育の時間は貴重品を入れる貴重品箱があります。
そこに入れておくと、よっぽどの事がない限り大丈夫です。
貴重品箱に入れない物は、
男女別の更衣室に置きっぱなしです。
校内で、貴重品が無くなった事があったそうで、
去年も注意喚起の連絡が校長先生から保護者全員にありました。
2018.03.09 update
2018.05.04 update
この記事を書いた当時は、子どもに携帯を持たせていませんでしたが、
最近、持たせました。
体育の時間は貴重品を入れる貴重品箱があります。
そこに入れておくと、よっぽどの事がない限り大丈夫です。
貴重品箱に入れない物は、
男女別の更衣室に置きっぱなしです。
校内で、貴重品が無くなった事があったそうで、
去年も注意喚起の連絡が校長先生から保護者全員にありました。
2018.03.09 update
2018.05.04 update
この記事を書いた当時は、子どもに携帯を持たせていませんでしたが、
最近、持たせました。