2018年1月14日日曜日

ドイツ REWE CENTER で刺身を購入

[ 目次 ]
   1. ドイツREWE CENTER の対面販売で刺身用の魚を購入
   2. 刺身の単価(5種類)
   3. 購入時の注意点
   4. その他

1. ドイツREWE CENTER の
対面販売で
刺身用の魚を購入



ドイツの一部のスーパーでは 生食用にもできる魚が買えます。

私の住んでいる街では、
REWE CENTER で対面販売しています。
(普通のREWEで
対面販売のショーケースに並べられている魚は、
加熱用の魚だそうです。)

REWE CENTER は、
田舎町にはないそうですが
ドイツ各地にあります。



 2. 刺身の単価(5種類)





一昨日は、五種類 買いました。
季節により、地域により、
価格はまちまちですが、
参考までに今回の価格表を写真に撮りました。

一番高価なのは、ホタテ貝でした。
味がとても濃くて、日本のお寿司屋さんで食べる様な帆立でした。



< 単価 >

ホタテ貝(Jakobsmuscheln)59,90 ユーロ/kg 
サーモン(Lachs)  49,90 ユーロ/kg 
マグロ(Thunfische) 49,90 ユーロ/kg 
ロートバルシュ(Rotbarsch)45,90 ユーロ/kg 
ヒラメ、オヒョウ(Heilbutt)34,90 ユーロ/kg 

< レシートの表記について >

ホタテ貝は

ドイツ語で「Jakobsmuscheln」なのですが、
レシートの表記は「JAKOBSMUSCHELFLE」でした。


ノルウェー産サーモンだったので

「Norwegischer Lachs」を略して
レシートの表記は「NORW. LACHS」になっています。

レシートの表記の「FISCH DIV. GEW.」ですが
「FISCH」は「魚」の意味で
「DIV.」と「GEW.」は、何の省略形かわかりませんでした。

購入した重さから、
マグロ と ヒラメ の区別をつけました。

ロートバルシュ(Rotbarsch)は 赤魚 です。

学名は「Sebastes norvegicus」ですが
日本語表記はわかりませんでした。

英語表記は「Rosefish」で
別名「Redfish」「golden redfish」「ocean perch」とも呼ばれます。
( ブリタニカのサイトを参照しました
 →→ https://www.britannica.com/animal/redfish )

日本語名のある魚で似ているのは、

タイセイヨウアカウオ(学名: Sebastes marinus)
(別名、モトアカウオ)

アコウダイ(学名:Sebastes matsubarae)です。

レシートの表記の「ISL.」は
Island(アイスランド)の略です。 
英語では「Iceland」です。

ヒラメ、オヒョウ は

ドイツ語で「Heilbutt」と言います。
別名、「Atlantischer Heilbutt」
「Weißer Heilbutt」とも呼ばれます。
(学名:Hippoglossus hippoglossus)


3. 購入時の注意点




*対面販売のショーケースには、「生食用」と「加熱用」の魚が並んでいます。

(基本的に、値札には全種類が加熱用と書いてあるのですが、
店員さんに聞くと「生食(寿司用)でもO.K.」の種類を教えてもらえます。)

ドイツ語初心者でも
「Für Sushi ?(寿司用?)」と聞けば
店員さんに理解してもらえます。

私の発音が悪いのも一因ですが、
「新鮮?生で食べれる?」と聞くよりも
「寿司用?」と聞いた方が、言葉が通じやすいです。

店員さんに、おろしてあるモノを希望の大きさに切ってもらいます。
(私は、100グラム単位で注文しています。)
海老や帆立は、個数で注文します。

英語が通じる店員さんが多いです。


*マグロは、物によって新鮮でないのがあります。

ドイツ、reweの刺身売り場(1月19日)

右の写真は、別の日の物ですが、
黄色の丸で囲っているのがマグロです。

丸の中の、左側のマグロは
新鮮そうな赤身ですが、

右側のマグロは
茶色っぽく変色していて、鮮度が落ちてきています。
熟成したマグロは美味しいので、こちらを好む方もいらっしゃいます。

しかし、お子様のいるご家庭などは、
新鮮そうな赤身の方が安心だと思います。
もしお腹を壊してしまった場合、
ドイツの小児科は予約制の医院が多いので、診察までに長時間待つことになります。

買う時に、どちらのマグロかを指定しないと、古い方を買うことになります。
(店員さんは、古い方を押し売りしたりしないので、赤身の方を指させばそれを売ってくれます。)

買う刺身(商品)を袋に入れてくれるのですが、
保冷剤は入っていないので、保冷バックを持参した方が良いかもしれません。
(冬は気温が低いので大丈夫だと思います)

→→ ページ先頭へ戻る

4. その他



我が家は、上記の5種類を買うことが多いです。
(感想部分は、私の個人的な印象なので、ご参考までに。。。)

ドイツでは、大きな切り身で買うので(おろしてあるモノを希望の大きさに切ってもらう)、自分好みに厚さを調整して食べています。
美味しく食べるには、よく切れる包丁は必需品です。


< マグロ(Thunfische) >

  • 販売されているのは赤身のみ。トロが販売されているのは、まだ見かけたことがありません。(話がそれますが、霜降り肉も見かけないので、脂ぎった物はドイツ人に好まれないようです。)
  • 上述したように、鮮度の異なるマグロが並んでいる場合があるので、希望があれば買う時に指定した方が良いです。
  • 赤身の筋目が平行になっていて、筋目の幅が狭くないモノを買えた時は、とても美味しくて絶品でした。

< サーモン(Lachs) >

  • (当たり前ですが)日本で食べていた「ノルウェー産」サーモンと同じ味でした。適度に脂がのっていて、味が濃くて、美味しいです。
  • サーモンはドイツでも需要があるので、いつも新鮮そうなモノが陳列されています。今のところ、買う日によっての当たり外れは経験していません。

< ヒラメ、オヒョウ(Heilbutt) >

  • 身がぷりぷりしていて、歯ごたえがあり、旨味があります。旨味が大きくて、日本の回転ずしで食べたのよりも、ずっと美味しいです。
  • 他の魚よりグラム単価が安いので、我が家のお刺身の定番になりました。

< ロートバルシュ(Rotbarsch) >

  • (いつも一緒に買う、他の4種類に比べて)味が淡白ですが、口の中で噛んでいるうちに、旨味が大きくなってきます。しかし、日本で食べていた鯛の方が、旨味が大きいかもしれません。

< ホタテ貝(Jakobsmuscheln) >

  • 上記4種類のお魚よりも、グラム単価が高いです。
  • 日本の高級寿司店で出てきそうな帆立です。大きくて、味が濃くて、帆立独特の臭みや旨味が大きいです。我が家では、半分にスライスして食べています。


2018.01.21 update 写真と説明を追加しました。
2018.02.03 update その他を追加し、加筆修正しました。